「カスタマイズド角膜クロスリンキングの術後成績」研究へのご協力のお願い
【研究課題名】 「カスタマイズド角膜クロスリンキングの術後成績」研究へのご協力のお願い
【研究機関】 宮田眼科病院・鹿児島宮田眼科
【研究の目的】
円錐角膜は主に若年者に発症する進行性の角膜疾患です。治療にはコンタクトレンズの装用、また進行した症例では角膜移植が行われています。近年では、円錐角膜の新たな治療法として紫外線を用いる角膜クロスリンキングが欧米で導入され、その良好な治療成績が報告されています。当院においても倫理審査委員会の承認を得て、角膜クロスリンキングの自費診療を行っています。
2017年に報告されたカスタマイズド角膜クロスリンキングは、個々人の角膜の形状にあわせ紫外線を照射する術式であり、従来の角膜クロスリンキングと比較して治療成績が向上する可能性があります。そこで今回、カスタマイズド角膜クロスリンキングの術後成績を検討することしました。この研究は関連する診療情報を匿名化して収集する患者さんに侵襲や治療行為などの介入がない研究です。
【研究の方法】
この研究は、診療・研究で収集されたデータを収集し、二次利用するもので、本研究のために患者さまに負担や危険を伴う検査や処置などを行うことはありません。
（対象となる患者さま）2022年12月までに、当院でカスタマイズド角膜クロスリンキングを行い、通院中の患者さま。
（利用するカルテ情報）年齢、性別、裸眼・矯正下視力、自覚屈折度数、乱視度数、高次収差、自・他覚的前方散乱、コントラスト視力、コントラスト感度
（研究期間）倫理審査委員会承認後～2022年12月31日
【個人情報の取扱い】
提供するカルテ情報は名前、住所など患者さまを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さまの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。
【お問い合わせ先】
宮田眼科病院
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