シアノアクリレート(生体接着剤)を角膜穿孔の治療に使用した症例の報告
【研究課題名】
シアノアクリレート(生体接着剤)を角膜穿孔の治療に使用した症例の報告
【研究機関】
医療法人明和会(宮田眼科病院・鹿児島宮田眼科)
【研究責任者】
医療法人明和会 理事長 宮田 和典
【研究の目的】
過去に医療法人明和会(宮田眼科病院・鹿児島宮田眼科)の外来に通院された患者さんのうち、保存的加療で角膜穿孔が治癒しなかった症例に対し、シアノアクリレート(生体接着剤)を用いて角膜瘻孔閉鎖術を行った症例の診療録(カルテ)の情報を収集し、その治療経過を調査することに致しました。角膜穿孔は失明や重篤な視力障害を来す疾患であり、その原因として外傷や感染症、自己免疫性疾患等が挙げられます。生体接着剤は組織や切断された臓器を接着・被膜する用途で様々な領域で使用されており、今回、生体接着剤であるシアノアクリレートを角膜穿孔の治療に使用した症例を検討致します。この調査結果は、今後の角膜穿孔症例に対し、シアノアクリレートを用いた治療の参考になることが期待されます。
【研究の方法】
(対象となる患者さん)2018年1月から2020年1月までに宮田眼科病院・鹿児島宮田眼科を受診された患者さんのうち、シアノアクリレート(生体接着剤)を用いて角膜瘻孔閉鎖術を行った患者さんを対象としています。
(利用するカルテ情報)性別、年齢、病名、視力、角膜の厚さ
(利用する試料)なし
【個人情報の取扱い】
収集した試料・情報は、氏名、住所等、患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
試料管理責任者 宮田眼科病院 研究室長 岩崎 琢也
情報管理責任者 宮田眼科病院 院長 宮田 和典
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