医療法人明和会 宮田眼科病院(宮崎県都城市)WEBサイト 診療科目:レーシック,近視矯正手術,白内障,緑内障等。

人工角膜(BOSTON KERATOPROSTHESIS)

当院では年間約35眼の角膜移植手術を行っていますが、症例によっては角膜移植片不全が起こり再度角膜移植を必要とする場合があります。しかし複数回の移植片不全の既往がある症例では、通常の角膜移植での治療は良好な結果が期待できないことも多くあります。
このような患者様に対し、当院では2008年より人工角膜、BOSTON KERATOPROSTHESIS (Boston Kpro) typeⅠの移植を始めています。この人工角膜、Boston KproはMassachusetts Eye and Ear Infirmary(MEEI:マサチューセッツ眼・耳病院)で1990年に開発されました。素材はPMMA(ポリメチル・メタクリレート)で、人移植角膜片に装着して患者眼に移植されます(図1)。全世界では10,000例以上の実績があり、適切な術後ケアを行えば、術後早期に良好な視力の回復と長期に渡る安定性が期待できます。
当院ではこれまでに2008年から10例のBoston Kproの移植を行いました。術後、長期においても良好な視機能が得られております。従来の方法では救い得なかった症例に対しても、より新しい手術・手技を導入し患者様に笑顔が戻るよう積極的に取り組んでいくよう努めています。

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